抜と超
この間、妻と駅伝で中学生が十数人をごぼう抜きにした話をしました。最初、「駅伝」という概念が中国語になく、「駅伝というか接力賽というか」みたいな感じで言ったのですが、その辺は日本歴8年を超える妻には問題なく伝わりました。
その後、中学生が十数人を抜いたという話をするときに「抜了十幾個人」と言いました。それは、中国語では間違いであることは知っていましたが、日本滞在経験の長い妻なら通じるかなと思って手抜きをしたわけです。
ですが、やはり通じませんでした。そこで、ちょっと考えると車の追い越しを「超車」ということを思い出して、「超了十幾個人」と言い換えて、今度は通じました。
それだけの話なのですが、言いたいことは、外国語を話すとき、通じなくても慌てずに何かその思いを表現する方法があることを信じて、頑張ればなんとかなるということです。その方法は、あなたが今まで勉強してきた中にきっとあるはずです。
結局普段の勉強が身を助けるのです。
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