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July 2023

2023.07.28

司法書士試験2023


今年の司法書士試験について書きます。


試験は、72日に行われました。この日は雨も降らなかったし、例のおトイレ問題も完全にコントロール下に置いた状態で試験を終えることもできました。


例によって午後の部は時間が足りなくて、ギリギリだったのですが、一応答案用紙を全部埋めることはできました。


トラブルといえば、後の人が、ちょっとアレな方で、後ろで椅子をギシギシさせたり、足をわたくしのイスの下まで伸ばして来たりと、ちょっとした迷惑行為に及んで来たことです。ギシギシ音は、午後の部が切羽詰まってきたら、気にならなくなってきましたし、伸ばされた足は23回蹴っ飛ばしたら、その後は引っ込められたので、ヨシとしましょう。


肝心の点数ですが、午前の部が26、午後の部が27でした。記述式は解答速報を見た限りでは、大筋OK。自己採点ではこんな感じですが、問題は午前の部です。各予備校の予想基準点が軒並み27なので、ここを超えられない可能性が高いです。逆に言うと、ここを超えられればワンチャンあるかなという気がします。


なぜこうなったかというと、ヤマを張りすぎたからです。来年は、ヤマ以外にタニ以外の全ての場所を埋めていければ、自ずから勝利が見えて来ると思います。


というわけで、試験翌日からすでに来年に向けて学習をしています。今は「絶対合格できる」方法を掴んだ感じがして、学習していても楽しいです。


今年合格できるに越したことはないですが、落ちても来年の試験を楽しみに頑張っていきたいと思います。






2023.07.04

古詩は難しい


この前、妻と漢詩の話をしていたのですが、なんか中途半端に終わってしまったので、ここにこのネタをまとめたいと思います。


漢詩は大きく分けると、古詩と近体詩に分かれます。要は唐の時代の最初の頃に「こういう風に漢字(音)を並べたら面白いんじゃね?」という詩の形が出来てきました。それが当時の人たちには新しかったので、それらが近体詩と呼ばれるようになりました。そして、それ以外のもの、つまり、それ以前の漢詩も含めて、近体詩の形に当てはまらないものは、全部古詩と呼ばれるようになりました。


つまり、平仄だの下三連だのここに対句だの、世間の皆様が漢詩に抱くややこしい規則にがんじがらめになっているイメージ通りなのは近体詩の方でして、古詩の方はルールは韻を踏まなきゃならないくらいです。それも、途中で変えてオッケーというゆるさ。一つ韻を踏んだら、次のところで別の韻に変えてもよく、極端に言うと、全部バラバラにしても、いいのではないか?というくらいゆるいのが古詩です。


とここまで書くと「近体詩は作るのが難しい。古詩は簡単」と思ってしまう人がいるかも知れません。しかし、実際は逆で、「初心者は近体詩から」で、古詩を作るなんて、我々初心者にはとんでもないことなのです。古詩はフリースタイルなので、内容が求められます。また、近体詩は、規則にがんじがらめになっているけど、その分逆に参考にすべき古典の名作も多く、流用できる部分もあるので作りやすいのです。


わたくしなど、「いつの日か古詩の大作をものにせむ」という野望を抱いていましたが、今では半分以上諦めています。


まあ、そんな感じです。

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