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October 2023

2023.10.30

東日本大震災のインパクトの話



最近、想い出話が多いのですが、今回は彼の国にいた時の話です。


そうです。2011311日、わたくしはかの国にいました。ちょうど、日本からの出張者のお世話をしていて、土日も一緒にご飯を食べに行ったりしていたような気がします。


地震の発生を知ったのは、ローカル幹部で、彼がわたくしに教えてくれました。その時に見たマグニチュードの数値に目を丸くしました。阪神淡路大震災の7.3を超える数値だったからです。一目で大事が起きたことを悟りました。その後、通信社からこのニュースのメールが来たので、日本人社員全員に転送したのを覚えています。


その日はちょうど金曜日で、土曜日と日曜日は、テレビに釘付けになりました。特に福島第一原発は、彼の国でも実況生中継をやっていました。一番印象的だったのは、例の水素爆発です。彼の国のテレビは、実況生中継をやっているので、確かBBCか何かの映像を使っていたと思いますが、そのまま爆発した映像を流していました。しかし、日本のテレビは、この世界中に報じられている事実を隠していました。実際に日本のテレビが報道したのは一時間後くらい後のことです。爆発したという事実だけでかなり落胆しましたが、この事実をすぐ報道しなかったということでさらに落胆しました。


それはともかく、隣国での災害だったためか、あの震災のことは、彼の国でもよく報道されていました。各局が毎日のように特番を流していました。今から考えると、例えば、今年のトルコの地震とか、NHKのニュースでちらっとやるけど、わざわざ特番まで組まないですよね。それが毎日特番ですから、あの震災が世界に与えたインパクトはすごかったんだなぁと思います。

2023.10.16

令和5年度司法書士試験結果→またも不合格



1010日に結果発表がありました。


結果として、わたくしの番号はなく、不合格が確定いたしました。


今年は、基準点突破ということで、一縷の望みを抱いておりましたが、それも叶わず、夢破れました。


幸いに、というか、こういうこともあろうかと真田機関長のごとく備えており、やる気が上がらない中でも少しずつ学習はしておりましたので、来年に向けては明るい展望があります。


油断がなければ来年は合格できると思いますので、引き続きがんばります。



Img_0904

2023.10.15

廉価版レコードの話


わたくしが高校生だった頃、お小遣いはそんなに多くありませんでした。なのに、『いちご絵本』と『詩とメルヘン』なんていう高価な雑誌を購読しており、また、文庫本なども買っていました。ですので、手元に自由にできる現金などほとんどなく、家でテレビを見るくらいしか娯楽のない生活を送っておりました。


そんな貧乏高校生だったわたくしですが、なんとときどきLPレコードを買っていたのです。あるとき、レコード屋さんで買えもしないレコードを見ていると、とても安いレコードを見つけました。それが標題にある廉価版レコードです。LPなのに1300円とかで売っていました。当時、普通のLPレコードだったら、2500円はしていたと思います。


あまりの安さに感動したわたくしは、手元に余裕ができたら、廉価版レコードを買っていました。廉価版レコードというのは、本でいうと文庫本のようなもので、古くてある程度売れたものを安く売る、というビジネスモデルのものです。ほとんどがクラシックで、ベートーヴェンの交響曲は結構持っていました。特にストコフスキーという指揮者が好きでよく聴いていたのですが、長じて仕事をするようになってから、ディズニーの『ファンタジア』という戦前に作られたアニメにご本人が出演されていているのを見て、びっくりしたものです。


時代は下って、今度はCDの時代の話です。仕事をするようになると独身貴族で結構お金はある状態になったのですが、上記のような経験もあり、今度はワゴンセールになっていたCDを漁るようになりました。


その中で最もヒットしたのが、洋楽のオールディーズを集めた5枚組のCDでした。このCD1,000円くらいでしたが、全曲ホンモノで、よくある無名歌手によるカバーなどではありませんでした。英語が簡単で自分でも聴き取れるような歌は、今でもカラオケで歌っています。余談ですが、最近ドリスデイという女優さんの動画を見たのですが、すごい美人でびっくりしました。わたくしは声でしか彼女を知らなかったのですが、彼女の声は完全なおばさん声で色気もない感じだったので、彼女の容姿とはすごいギャップがありました。


もうひとつ余談で〆ます。冒頭に挙げた『いちご絵本』ですが、やなせたかしさんが編集長で、アニメ化される前の『アンパンマン』が連載されていました。わたくしは、『アンパンマン』の単行本も買って持っていました。今から考えるとすごく貴重なものだと思うのですが、残念ながら、その本はどこかになくしてしまいました。

2023.10.09

翼をくださいというアレな歌


標題にある歌については、わたくしの中学高校時代、先生方の受けがよく、合唱コンクールなどで歌わされた記憶があります。当時は、子どもだったので、疑問を持たずに歌わされていましたが、今から思えば、この歌は鳥類をコケにしまくった、無学な人間が書き、無学な人間がそれを聞いて好きになったりした無学な歌であると断言せざるを得ません。


いつもながらわかりにくい文章ですいません。以下にこの歌が如何に無学の境地であるかを記していきたいと思います。


まず、ヒトの身体に羽根をつけただけで空が飛べるという超安易な発想です。鳥類を研究している学者さんによると飛べる鳥の体重の上限は20kgなんだそうです。つまり、ほとんどの人は生死に関わるような減量をして、はじめて飛ぶ身体となる入口に立てるというわけです。


そして、これはただの入口であり、これからもっとありえない現実と向き合わなければなりません。背中に羽根が生えたら、いとも簡単に空を飛べるとこの歌は言っているように聞こえますが、鳥類は、背筋で空を飛んでいるわけではありません。彼らが飛べる秘密は、強靭な胸筋にあり、それを支える板のような形をした胸骨にあります。大きな筋肉は、それを支える骨格がなくてはなりません。ヒトの肋骨では、その限界まで筋肉を鍛えたところで空を飛べるような力を出すことはできません。


さらに鳥類は気嚢というものをもっており、これを使って呼吸することで、人から見るとチート級の持久力をもっています。


それ以外にも、鳥類は、飛ぶためにさまざまな身体の構造を持っており、背中に翼が生えたら、なんて妄想をするくらいなら、航空券を買ってくださいと言いたいです。


さらに「悲しみのない自由な空」などという妄言についても書かせてください。空に「悲しみ」があるかないかは、正直断言できませんが、「自由」については「ない」と断言できます。


何せドローンを飛ばすことでさえ許可がいる地域があるくらい空には法的な規制が敷かれています。その上、風向きなどの気象条件など、飛ぶにあたっては自由とは言いがたい問題があるでしょう。


結論を言わせてもらうと、この歌は現実逃避の歌です。地上で苦しい現実に遭い、それを乗り越える努力もせずに、空を飛ぶ鳥を見て、「あー、アッチは楽そうだな」と隣の芝生的安易な発想を得て作られた歌で、現実逃避に急ぐあまり、鳥類の厳しい環境に適応すべく進化してきた現状や航空規制などの事故を防止するための人類の知恵などを見落としてしまったものと思います。

2023.10.02

9月28日三宮入国管理局


これは928日のことです。


家内の在留カードの期限が近づいたので、三宮の入国管理局に行って、手続きをして来ました。資料集めなど、結構面倒だったのですが、手続きは順調に進みました。


その帰りに近くにある花時計を見に行きました。花時計って、一応神戸名物的に言われておりますが、わたくし自身もう何十年も見たことがないようなマイナー観光地です。ところが、行ってみるとまあまあいい感じでした。近くにあったクールベンチも良かったです。


その後、手続きを頑張ったご褒美なのか、ラーメンを食べに行きました。これも何年ぶりかの北海ラーメンです。昔は、阪急三宮西口付近のお店によく行っていたのですが、最近なくなってしまいました。この日、三宮の地下街にあるのを見つけたので、行ってみました。ラーメンもチャーハンも餃子もわたくしの記憶にある味と同じでした。チャーハンは見た目がきれい、というか普通になっていました。昔はちょっと黒ずんでいて、少し引いてしまう色合いで、それで美味しいというのが良かったのですが、今は見た目は普通になっています。


まあ、そんな感じですかね。個人的には、在留カードの手続きが終わって、肩の荷がひとつ下りたような安堵感がありました。

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