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November 2024

2024.11.15

奉和聖制從蓬萊向興慶閣道中留春雨中春望之作應制



標題の漢詩について書きます。王維の作です。長ったらしい題名ですが、近体詩は字数に制限があり、詩を詠んだ背景などを本文に書き込むことが難しい場合があります。なので、こうして題名に書き込んだりして長ったらしい題名になることがあります。


題名によると、この詩は皇帝陛下(玄宗)の御作に和したもののようです。本文は以下の通り。


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渭水自縈秦塞曲,黃山舊繞漢宮斜。

鑾輿迥出千門柳,閣道回看上苑花。

雲裡帝城雙鳳闕,雨中春樹萬人家。

為乘陽氣行時令,不是宸遊玩物華。


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一番気になるのは、最後の部分です。陛下がお出かけになることを「ただの遊びのように見えるがこれはただの遊びではないぞ」と揶揄しているようにもとれる内容です。こういう詩が世に出て、後世にも伝わっているということで、作者と玄宗の関係性やそれぞれの人柄が仄かに伝わってくるような感じがしますね。


これから連想されるのが、孟浩然の『歳末帰南山』です。この詩の「不才名主棄」という部分が玄宗を不機嫌にさせたということで孟浩然の世渡りの下手さが際立ちます。


このエピソードにも王維が出てきます。王維は世渡りがうまかったのかも知れませんね。

2024年11月1日磐田戦観戦記



この試合は、いろいろあって、試合開始直前の神戸讃歌斉唱中に席につくという状態でした。なので、1番盛り上がる選手紹介は観ていません。ただ、持参したペンライトは少しだけ使い道があったのでよかったです。


さて、この試合を迎えるにあたって、我らがヴィッセル神戸は、首位サンフレッチェ広島と勝ち点2差の2位という状況。それに対して、ジュビロ磐田は、ガッツリ降格圏内というマズい状況。つまり、お互いに勝ち点3が「喉から手」という状況です。


この試合が特別だったのは、攻める方向がいつもと逆だということです。いつもであれば後半ホームチームがホームチーム側ゴール裏に向かって攻めることができるようコートを選ぶのですが、この日はコイントスに負けて相手に嫌がらせされたのか、その逆の方向に攻めることになりました。


実はわたくしたちがいつも買う席は、かなりアウェイよりなので、この試合は、いつもと違って、前半の神戸の攻撃は遠くに見えるが、後半のそれは間近で観られるということになりました。


前半は両者点が入らず、0:0。神戸の迫力ある攻撃がはっきり見える後半に入ります。その後半、開始直後に点が入ります。大迫選手得意のポストプレーから追い越した宮代選手へのパスをうまくゴールに届けてくれました。2点目はセットプレー。コーナーから、山川選手がアッサリと頭で決めてくれました。


その後も、固い守備で試合を締めて、勝利しました。この結果、ライバルのサンフレッチェ広島が敗れたこともあり、首位に立ち、あと3つ全部勝てば優勝という自力優勝できる立場に立ちました。もう、あとは勝っていくだけです。



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