反物質の話
この話はちょっとややこしいです。わたくしも正確に理解していないかも知れませんので、よくわからない方はWikipediaなどで詳細をご確認下さい。
反物質について、わたくしがその存在を知ったのは、中学生の頃です。当時はSF最盛期とも言える時代で、わたくしも結構SFにハマっておりました。
その中で覚えているのが、「SF用語辞典」みたいな小冊子で、「ドラえもん秘密道具大百科」みたいなノリの本です。その本の中にさまざまな宇宙船の推進方法が説明されたページがあり、その中で1番初めに乗っていたのが「反物質エンジン」でした。
内容は、反物質によるエネルギーはとてつもなく大きいので、宇宙船のエンジンとしてとても有用である(もし実用化できれば)、てな話だったと思います。上記Wikipediaによれば、いまのところ反ヘリウム原子核まで作れているようです。
ちなみにこの本の中で1番ショボい推進方法として紹介されていたのが「イオンエンジン」でして、これは「ショボすぎてSF小説に出てくるような恒星間飛行には使い物にならないが、この中で1番実用化に近い」と評価されていました。この方式がはやぶさなどの現代の探査衛星に使われているのは周知の通りです。
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