2025年9月27日清水エスパルス戦観戦記
2025シーズンもいよいよ差し迫ってまいりました。この試合の前の段階であと8試合という状況で首位が鹿島アントラーズ、我がヴィッセル神戸は、勝点4差の2位というまだ可能性はあるが、少し厳しい状況でした。
この試合は、金Jで、しかも、息子のAO入試の準備期間終了間際という大変な時期でしたので、スタグルなどを堪能する時間はなく、地下鉄御崎公園駅横のミニコープでパンなどを買い込み、スタジアムで食べました。
この試合も、コイントスに負けたのか、いつもと逆のコートで始まりました。冒頭書いたような厳しい状況で、どうしても先制点が欲しかったのですが、先制点は清水エスパルスの小塚選手に決められてしまいました。
しかし、我らがヴィッセル神戸も65分に鍬先選手のゴールで追いつきます。この日、鍬先選手はシュートを何本も放って、積極的に攻撃参加していたのですが、後半のこの時間帯になって、やっと報われた感がありました。
しかし、一点では足りません。我がヴィッセル神戸は、この試合、どうしてももう一点が必要だったのです。チームも一体となって攻めますが、梅田選手を中心として守りの堅いエスパルスのゴールをこじ開けることができません。わたくしは何も出来ず、ただ、ゴール裏の応援に合わせて手拍子をするだけでした。その祈るような気持ち、それはスタジアムにいたヴィッセル神戸サポ全員の切実な気持ちだったと思います。
そうこうしているうちに後半の86分、同点ゴールを決めた鍬先選手の脚がつってしまいます。その時わたくしは思わず「カケルくん出せー」と叫んでしまいました。しかし、吉田監督は山内選手でなく、飯野選手を鍬先選手の交代として出場させました。この交代の意味がよくわからなかったのですが、飯野選手を右SBに入れ、酒井選手をボランチに移動されるという布陣にしたようです。
そして、時間は進んで行き、後半のアディショナルタイムに突入します。この時表示された時間が3分で、思わず「短っ」と叫んでしまうくらい絶望的でした。しかし、そのアディショナルタイムの2分に小松選手のクロスにボランチに入っていた酒井選手が走り込んできて、ここで待望の決勝ゴールが決まりました。当然、ノエスタは歓喜の渦になりました。そして、こうなってくると「アディショナルタイム3分でよかった」とつくづく思えました。
とにかく、この試合は最高でしたね。こういう試合を現地観戦できたことは本当に幸運だったと思います。
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